
「DCF法による企業価値計算のプロセス」は、以下の3ステップから成り立っています。つまり、「ステップ1」将来のフリー・キャッシュフロー予測/「ステップ2」WACC(ワック)の算出/「ステップ3」企業価値の計算」の3ステップです。(1)ステップ1は、将来のフリー・キャッシュフロー予測を行います。ここでは、将来のフリー・キャッシュフロー予測を行います。フリー・キャッシュフローとは企業が自由に使えるキャッシュのことで、以下の式で計算します。「フリー・キャッシュフロー=税引き後営業利益+原価償却費−運転資本増加額−設備投資額」。企業価値計算には少なくても5年先のフリー・キャッシュフロー予測が必要です。きちんと将来にわたる予測を行ってください。(2)ステップ2は、割引率となるWACC(ワック)を算出します。上場企業と未上場企業には違いがありますので、それぞれの例示をよく見てください。(3)ステップ3は、予測したフリー・キャッシュフローをWACCで割り引いて企業価値を求めます。